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title: 熊野那智大社と八咫烏
url: https://karigurashijourney.com/notes/kumano-nachi-taisha-and-the-yatagarasu/
lang: ja
journey: https://karigurashijourney.com/episodes/nachikatsuura/
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# 熊野那智大社と八咫烏

町の歴史を、少し調べてみる　/　和歌山県 那智勝浦町

那智の滝への信仰から生まれた熊野三山のひとつで、その歴史は約1700年前まで遡る。初代の神武天皇を奈良へ導いた三本足の大きなカラス、八咫烏がこの地に降り立ったと伝わり、絵馬にもその姿が描かれている。毎年7月の那智の火祭では、祭神が神輿で那智の滝へ「里帰り」する。

## この旅の、この場面: 日本三名瀑、那智の滝

まず向かったのは、日本三名瀑のひとつ、那智の滝。朱塗りの三重塔の向こうに、白い水の帯が一直線に落ちている。

「世界遺産 那智御瀧」の石碑を過ぎ、杉木立の参道を下る。注連縄を張った岩場の上から、落差133メートルの滝が落ちてくる。飛瀧神社のご神体として崇められてきた滝で、その歴史は紀元前まで遡ると伝わる。滝の飛沫に触れると、延命長寿の霊験があるという伝説もある。

授与所の火鉢では薪が燃え、絵馬には三本足の八咫烏。初代の天皇を導いたと伝わる神の使いだ。杉並木の石段を上り、苔むした大木の根元を眺める。日本の歴史に触れることができる場所だった。

![「むすびの宮」と書かれた八咫烏の絵馬](https://karigurashijourney.com/img/nachikatsuura/s45-1200.jpg)
- 出典: https://www.mlit.go.jp/tagengo-db/R2-00211.html

この場面を、旅の記事で読む: https://karigurashijourney.com/episodes/nachikatsuura/
