
貞治6年(1367年)に足利義詮が建立したと伝わる曹洞宗の寺。塔は嘉慶2年(1388年)に建てられ、もとは五重塔だったが、元禄5年(1692年)に傷みのため上の二層が取り除かれて三重塔になった。1949年に国の重要文化財に指定。塔越しに尾道水道を望む眺めは、尾道を代表する風景のひとつ。
この旅の、この場面
坂と文学と映画の街へ
広島県の尾道に来ている。駅の近くの高架を貨物列車が渡り、坂を少し上ると、三重塔の向こうに瓦屋根の町並みと尾道水道が広がった。山の上では、千光寺へ渡るロープウェイが行き交っている。
坂と文学と映画の街。林芙美子や志賀直哉が暮らし、小津安二郎の『東京物語』や大林宣彦の尾道三部作の舞台にもなった。今回お借りしたのは、二階に手すりの付いた木の家。縁側の戸を開けると、目の前に町の屋根が連なっていた。
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