
紫雲出山の頂上近くにある、弥生時代の遺跡の出土品を展示する館。館内の喫茶コーナーは眺めがよく、ぜんざいや紫雲出山オリジナルのドリンクがあるという。窓辺のカウンター席で、この喫茶の苺をのせたアイスを手に、瀬戸内海の島々を眺めた。
香川県三豊市詫間町大浜乙451-1
この旅の、この場面
おとぎ話の山
紫雲出山は、浦島太郎の伝説にゆかりのある地だ。浦島太郎が玉手箱を開けたときの白い煙が、紫の雲となって山にたなびいた。それが山の名の由来だと伝えられている。
一面の桜の林を抜けると、木々の向こうに海がのぞく。岩のそばでは、桜の古木が大きく枝を広げていた。はて、私もおとぎ話の世界に迷いこんだのか。
山頂近くには、「紫雲出山遺跡のあらまし」の案内板と、弥生人の人形が立つ建物があった。その建物、紫雲出山遺跡館の窓辺のカウンター席に座ると、ガラスいっぱいに島々が広がる。苺をたっぷりのせたアイスを手に眺める、この神秘的な景色は、どうやら現実の世界のようだ。
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