
根菜と豆腐を油で炒めてから煮込む汁物。発祥には諸説あり、中国の精進料理「巻繊(けんちゃん)」が日本語になったという説と、鎌倉の建長寺の「建長汁」が転じたという説がある。建長寺では700年以上前から食べられてきたとされ、修行した僧が各地に広めたと伝わる。豆腐を入れるのは、初代住職が修行僧の落とした豆腐を拾って洗い、汁に入れた逸話に由来するという。精進料理なので動物性の材料は使わず、だしは昆布や椎茸でとる。毎年2月の建長寺の節分会でも振る舞われる。
材料
- 赤大根
- 人参
- ごぼう
- しいたけ
- 長ねぎ
- 豆腐
- 油
つくり方
- 赤大根の皮をむいて切り、ごぼうは薄切りにして水にさらす。人参も切る
- フライパンに油をひき、ごぼう・人参・大根を炒める
- しいたけとねぎを加えて煮て、豆腐を手でくずして入れ、椀によそう
出典: maff.go.jp
この旅の、この場面
鎌倉朝定食の出来上がり
ご当地の味を地元の食材で作り、その地でいただく。煮上がったけんちん汁を漆の椀によそうと、くずした豆腐としいたけ、人参、大根、ねぎが顔を出した。
炊きたてのご飯に、けんちん汁、焼きたての干物。鎌倉朝定食の出来上がり。椀を両手で包んで、ひと口。
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