
天保8年(1837年)創業の天ぷら屋。三河から江戸に出た定吉が人形町で始めた屋台が起こりで、「三河屋定吉」から三定の名がついた。胡麻油をたっぷり使った江戸前の天ぷらで、天丼は並・上・特上がある。店の主人は必ず調理場に立つという掟を守り、店は雷門の一店だけ。今回は天丼と、追加の牡蠣の天ぷら、ノンアルコールビール。
東京都台東区浅草1-2-2
出典: tempura-sansada.co.jp tempura-sansada.co.jp tempura-sansada.co.jp dime.jp
この旅の、この場面
雷門の隣で、180年
階段を上がって、窓辺の席へ。箸袋には海老の絵と、「創業天保八年」「雷門 三定」の文字。こちらもまた、現存する店では日本最古とされる天ぷら屋さんだ。天保8年(1837年)、三河から江戸に出てきた定吉が、人形町の自宅前で天ぷらの屋台を開いたのが始まり。三河屋定吉を縮めて、三定と名づけられた。雷門の隣で180年以上にわたり、愛されてきた。
店の主人は、必ず調理場に立たなければならない。その掟を守り続け、店は今も雷門の一店だけだという。卓には、ノンアルコールビールの瓶と染付の土瓶。小鉢のもずくには、おろし生姜ときゅうりがのっていた。
そんな守り抜かれた味との対面に、胸が高鳴る。丼のふたを持ち上げると、海老の尾がのぞいた。
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