
粟島汽船が、本土の須田港・宮の下港と、粟島港・上新田・志々島の間で旅客船を運航している。志々島の港には車道が通じていないため、車は積めない。宮の下港と志々島の間は約20分。春の花の季節は乗船に定員があり、三豊市観光交流局は須田港から粟島経由の便や海上タクシーも案内している。
この旅の、この場面
小さな船で、隣の島へ
港には朝もやがかかり、小舟がゆっくりと行き交っている。桟橋に着いた船の船体には、粟島・上新田・志々島・宮の下と、寄港地の名前が並んでいた。粟島と志々島、そして本土の宮の下港を結ぶ、小さな旅客船だ。
甲板に立って、遠ざかる港を見送る。フェリーに揺られて、瀬戸内の景色を楽しむ。航跡の白が海に溶け、かすんだ島影がいくつも浮かんでいた。やがて、赤い鳥居と小さな社のある岸壁が近づいてくる。
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