
たれに漬けた鰹をご飯にのせ、熱いだし汁をかけて食べる。串本の食事処の看板料理として知られる名物で、一杯目は丼のように、二杯目はお茶漬けにして食べる店もある。串本をはじめ紀南の沿岸では、明治時代にハワイから伝わったという「ケンケン釣り」で鰹を一尾ずつ釣り上げ、すぐに締めて氷水で冷やす。鮮度が高く刺身に向き、水揚げ当日のもちもちした食感から「モチガツオ」とも呼ばれる。旬は3月から5月。
材料
- ご飯
- 鰹の刺身(さく)
- ごまの入った醤油だれ
- 刻み海苔
- 青ねぎ
- 熱いだし汁
つくり方
- 青ねぎを刻む
- 鰹のさくを切り分け、ごまの入ったたれに漬ける
- ご飯に鰹をのせ、刻み海苔と青ねぎを散らす
- 熱いだし汁をかけていただく
この旅の、この場面
黒潮の鰹で、鰹茶漬けを
今朝は、串本の名物を作る。まな板の上で青ねぎを刻む。台所の柱には、この田並地区の手描きの絵地図が貼ってあった。
暖流の黒潮の恵みを受ける串本は、好漁場として知られる。このあたりの鰹は一尾ずつ釣り上げ、すぐに締めて氷水で冷やすから、鮮度が抜群なのだそうだ。刺身用のさくを切り分け、ごまの入ったたれに漬けて、皿に重ねていく。
ご飯の上に、たれをまとった鰹と刻み海苔、青ねぎをのせれば、串本の名物、鰹茶漬け。土瓶には熱々のだし汁を用意した。障子越しの光が畳の間に差し込む中、椀にだし汁を注ぐ。
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