
春の初鰹に対して、9月ごろから南下してくる鰹は戻り鰹と呼ばれる。餌場から戻ってくるため脂が乗っていて、身がピンク色になることからトロ鰹とも言われる。和歌山では紀南の沿岸で、明治時代にハワイから取り入れたと伝わる「ケンケン釣り」のカツオ漁が行われ、すさみに水揚げされるものは「すさみケンケン鰹」の名で知られる(こちらの旬は3〜5月)。今回はその和歌山の鰹を、同じ県の極早生みかんのソースで食べた。
材料
- 戻り鰹(節)
- 極早生みかん
- 玉ねぎ
- 大葉
- バルサミコ酢
- 油
つくり方
- 鰹をフライパンで皮目から焼く
- 残った油にバルサミコ酢を加え、生搾りのみかん果汁をたっぷり入れてソースにする
- 鰹を切り分け、大葉・薄切りの玉ねぎ・みかんの果肉と盛り、ソースをかける
この旅の、この場面
きのこと、戻り鰹と、極早生みかん
玉ねぎを薄切りにする。アルミホイルの上にしいたけ、しめじ、えのき、舞茸を広げてバターをのせ、包んでおく。きのこも、秋の食卓に欠かせない。
主役はもうひとつ。トロカツオとも呼ばれる、脂の乗った秋の戻り鰹だ。フライパンで皮目から焼き、極早生みかんと一緒に洋風に仕立ててみる。鰹を焼いた残りのオイルにバルサミコ酢を加え、生搾りのみかん果汁をたっぷり注ぐと、甘酸っぱく爽やかなソースができた。
焼いた鰹を切り分け、大葉と玉ねぎのスライス、みかんの果肉と一緒に盛って、ソースをかける。和歌山の鰹と、みかんの和カルパッチョ。
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