
自分で拾った栗で炊いた、初めての栗ご飯。栗の外側の硬い皮は「鬼皮」、その内側の薄い皮は「渋皮」と呼ばれ、さっと茹でたり湯に浸したりして柔らかくしてから剥く。剥くのは容易ではないが、無心になれる作業だった。
材料
- 栗(拾ってきたもの)
- 米
- 黒ごま
つくり方
- 栗をしばらく水に浸し、虫を追い出して皮を柔らかくする
- さっと茹でて、底に包丁で切り込みを入れ、鬼皮を剥く
- もう一度お湯に浸して渋皮を剥き、水に放つ
- 米と一緒に炊き、茶碗によそって黒ごまをふる
この旅の、この場面
秋の御膳
栗ご飯も、美味しそうに炊けた。釜のふたを開けると、黄金色の栗がごろごろと顔を出す。きのこのホイル包みは、庭の炭火の網にのせて焼いてみた。開けば、バターの香りと湯気が立つ。
食卓に並んだのは、黒ごまをふった栗ご飯、きのこのホイル焼き、鰹とみかんのカルパッチョ。グラスにノンアルコールのビールを注いで、秋の味覚満喫ディナーのはじまり。濃厚な戻り鰹と、みずみずしい極早生みかんを一緒に口へ。和歌山最強タッグか。
この手で収穫した食材で作った、季節の味。自ら季節のページをめくったような感覚が、なんとも嬉しい。嗚呼、食欲の秋。夜の縁側に、灯りがともっていた。
この場面から映像で見る4:54
















