
サンマは「秋刀魚」と書くが、この表記は大正時代以降のもので、古くは「青串魚」と書いた例もある。もともとサンマは中部地方以北の呼び名で、京都や和歌山ではサヨリ、関西から四国・九州ではサイラやサイリと呼ばれていたという。焼いたサンマにすだちを絞るのは西日本の流儀。すだちは徳島県が全国の生産量の98%を占め、サンマなどの焼き魚に添えて使われる。
材料
- サンマ
- すだち
つくり方
- 庭先の焼き台にバーナーで炭をおこす
- 網にのせて、皮がこんがりするまで焼く
- 皿にのせ、半分に切ったすだちを絞る
出典: imidas.jp maff.go.jp
この旅の、この場面
縁側で、すだちを絞って
縁側に腰を下ろし、ノンアルコールのビールをグラスに注ぐ。焼いたサンマにすだちをぎゅっと絞るのが、西日本での流儀だ。
障子を開けた戸口に座って、畑と家並みを眺めながら箸を入れる。旬の味覚で季節の移ろいを感じる幸せ。顔を上げれば、山に囲まれた田んぼと集落があり、木の枝越しに午後の日が差している。
庭でサンマを焼いて、縁側で一杯やる。そんな小さな夢を叶えた。「縁側ビール」も快適な季節になった。
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