写真とことばで、旅をする。

土地の味を、つくってみる

京都府 京都市

おせち料理(伊達巻・紅白なます・飾りかまぼこ)

京町家で打つ、一年のしめくくりの旅

柚子のなますや伊達巻、かまぼこを詰めた重箱
柚子のなますや伊達巻、かまぼこを詰めた重箱

おせちの料理には、それぞれ願いが込められている。伊達巻は着物の柄に似ていたことから着るものに困らないように、黒豆はまめまめしく働けるように。田作りは、材料のカタクチイワシを田畑の肥料に使ったことから豊作を願い、お煮しめは「ん」のつく材料で運がつくよう、めでたい材料を取り合わせるのだとか。今回は、つぶしたはんぺんで伊達巻を作る裏技を試し、かまぼこは祇園のいづ萬の紅白を使った。

材料

  • はんぺん
  • 卵
  • にんじん
  • 大根
  • 柚子
  • 紅白のかまぼこ
  • お煮しめ(れんこん・にんじん・椎茸・絹さや)
  • 黒豆・田作り(市販のもの)

つくり方

  1. つぶしたはんぺんと卵を混ぜ、フライパンに流して蓋をして焼く
  2. 焼けた生地を巻きすでしっかり巻き、切り分ける
  3. 柚子を半分に切って中身をくり抜き、器にする
  4. にんじんと大根を細く切ってなますにし、柚子の器に詰める
  5. かまぼこを板から外して切り、赤い皮に切れ目を入れて輪にする
  6. 重箱に、伊達巻、かまぼこ、なます、黒豆、田作り、お煮しめを詰める

出典: maff.go.jp

この旅の、この場面

おせちと、良いお年を

ふぐの絵の徳利を湯せんにかけて燗をつけ、桜柄の手ぬぐいでくるんで取り出す。銀色の器から、ふぐ柄のぐい呑みに注いだ。

金の梅を描いた重箱の蓋を開けると、柚子に詰めた紅白なます、伊達巻、紅白のかまぼこ、黒豆、田作り。もう一段には、お煮しめ。小皿に取り分けて、少しずついただいた。年齢を重ねて気づく、おせち料理の美味しさにしみじみする。

今年も一年、楽しく過ごせたことに感謝。夜の通りは静かで、町家の軒先に灯りがともっていた。来年は、どんな暮らしに出会えるかな。

この場面から映像で見る8:33

この場面を、旅の記事で読む

湯を張った鍋で温める、ふぐの絵の徳利
湯を張った鍋で温める、ふぐの絵の徳利
桜柄の手ぬぐいで、徳利を鍋から取り出す
桜柄の手ぬぐいで、徳利を鍋から取り出す
銀色の器から、ふぐ柄のぐい呑みに注ぐ
銀色の器から、ふぐ柄のぐい呑みに注ぐ
卓に並んだ湯のみとぐい呑み、徳利
卓に並んだ湯のみとぐい呑み、徳利
金の梅を描いた重箱の蓋を開ける
金の梅を描いた重箱の蓋を開ける
花れんこんや梅のにんじんを詰めた、お煮しめの段
花れんこんや梅のにんじんを詰めた、お煮しめの段
重箱から小皿に取り分ける
重箱から小皿に取り分ける
箸を伸ばす、おせちの重箱
箸を伸ばす、おせちの重箱