写真とことばで、旅をする。

旅のエッセイ

京都府 京都市

京都の民泊で年越し蕎麦を打ってみた

京町家で打つ、一年のしめくくり

京町家で過ごした、2023年の年の瀬。

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旅を読みはじめる
麺棒に巻いた蕎麦の生地を、両手で転がしてのばす
麺棒に巻いた蕎麦の生地を、両手で転がしてのばすKYOTO CITY, KYOTO

この旅のこと

年の瀬の京都で、大正時代の京町家を改修した宿を借りて、年を越すことにした。京極かねよのきんし丼、祇園のいづ萬のかまぼこ、下鴨神社の門前のみたらし団子、そして高瀬川沿いのサウナの梅湯。宿に戻って白味噌のお雑煮とおせちを作り、大晦日の夜は、自分で打った二八の年越しそばで一年をしめくくった。

土地と食のことを、もう少し

01TRAVEL JOURNAL

師走の京都、ある朝

師走の京都、ある朝。葉を落とした枝の向こうに、冬の澄んだ空の下、京都タワーと街並みが見えた。二年坂の町家の軒先には、朝の光が差しはじめている。

今年もあっという間に、年の瀬がやってきた。白川のほとりでは、葉を落とした桜と柳が川面へ枝を伸ばし、朱塗りの玉垣と巽橋の赤い灯籠が、低い朝日に照らされている。細い石の一本橋の先で、しばらくしゃがみこんで川を眺めた。

年末は、京都で過ごしてみようと思う。

この場面から映像で見る0:23
枝の向こうに見える京都タワーと街並み
01枝の向こうに見える京都タワーと街並み
「二年坂」の看板が下がる町家の軒先
02「二年坂」の看板が下がる町家の軒先
白川沿いに並ぶ町家と、葉を落とした桜
03白川沿いに並ぶ町家と、葉を落とした桜
「白川」と書かれた欄干の柱と、川の流れ
04「白川」と書かれた欄干の柱と、川の流れ
朝日を受ける朱塗りの玉垣と町家
05朝日を受ける朱塗りの玉垣と町家
巽橋の赤い灯籠と、白川沿いの町家
06巽橋の赤い灯籠と、白川沿いの町家
白川の石の一本橋と、その先でしゃがむ後ろ姿
07白川の石の一本橋と、その先でしゃがむ後ろ姿
柳の下に架かる、細い石の橋
08柳の下に架かる、細い石の橋
柳が両岸に垂れる白川と、遠くの山
09柳が両岸に垂れる白川と、遠くの山
朝の光が差す交差点と、町家の前を歩く後ろ姿
10朝の光が差す交差点と、町家の前を歩く後ろ姿

02TRAVEL JOURNAL

大正の京町家で年越しを

今回お借りしたのは、大正時代に建てられた京町家を改修した宿。白壁に木の窓枠、玄関の上に丸い灯りのついた、端正な家だ。

格子戸を開けると、土間の先に畳の間が続く。吹き抜けの高い壁には色ガラスの入った窓と丸い照明があり、すりガラスの窓からは、やわらかな冬の光が入ってくる。壁には、鳥を描いた掛け軸。趣のある古民家で、年越しだ。

この場面から映像で見る0:54
白壁と木の窓の町家に入っていく後ろ姿
11白壁と木の窓の町家に入っていく後ろ姿
土間から見た格子戸と畳の間
12土間から見た格子戸と畳の間
吹き抜けの高窓と、丸い照明
13吹き抜けの高窓と、丸い照明
すりガラスの窓から入る冬の光
14すりガラスの窓から入る冬の光
上がり框に立つ足元と、並んだスリッパ
15上がり框に立つ足元と、並んだスリッパ
壁に掛かる、鳥を描いた掛け軸
16壁に掛かる、鳥を描いた掛け軸
畳の間の奥へ歩いていく後ろ姿と、土間の靴
17畳の間の奥へ歩いていく後ろ姿と、土間の靴

03TRAVEL JOURNAL

新年を迎える準備

新年を迎える準備も忘れずに。窓辺に、扇と橙色の実をあしらった小さな鏡もちを飾った。鏡もちは、新年の神様「年神様」をお迎えするためのお供え物だ。

卓には、曲げわっぱの器に青い紙で包んだ菓子と、「花斗六」と書かれた札。札によると、大粒の白花豆の味を生かした菓子で、しっとりとした甘みが楽しめるという。染付の土瓶でお茶を淹れて、ひと休みした。

大正時代にこの家で暮らしていた人は、どのような師走を過ごしたのだろう。板塀にはさまれた細い路地に、冬の日が差し込んでいた。

この場面から映像で見る1:15
窓辺に鏡もちを飾る手元
18窓辺に鏡もちを飾る手元
鏡もちの台の飾りを整える手元
19鏡もちの台の飾りを整える手元
扇と橙色の実をのせた鏡もち
20扇と橙色の実をのせた鏡もち
器の菓子に手を伸ばす
21器の菓子に手を伸ばす
曲げわっぱの器の、青い紙で包んだ菓子と札
22曲げわっぱの器の、青い紙で包んだ菓子と札
染付の土瓶で湯のみにお茶を注ぐ
23染付の土瓶で湯のみにお茶を注ぐ
「花斗六」の札の奥で、湯のみを手にする
24「花斗六」の札の奥で、湯のみを手にする
青い紙の包みと「花斗六」の札
25青い紙の包みと「花斗六」の札
板塀にはさまれた細い路地
26板塀にはさまれた細い路地

04TRAVEL JOURNAL

京極かねよの、きんし丼

昼は、新京極に近い老舗の鰻屋さん、京極かねよへ。明治の創業と伝わり、大正のはじめの佇まいが残るという店だ。高い天井には大きな竹籠と提灯のような照明が下がり、障子のすき間からは、炭火で鰻を焼く煙が上がっていた。

まずは、う巻き。関西のう巻きは、出汁のきいたふわふわの卵で鰻を巻いている。「かねよ」の文字が入ったグラスにノンアルコールのビールを注いで、お目当ての「きんし丼」を待つ。通常のうなぎ丼の倍も注文が出るという、看板メニューだ。

蓋を取ると、丼いっぱいに京風のだし巻き玉子。箸でめくると、タレのしみたご飯と、香ばしく焼けた鰻が現れた。出汁のきいた玉子と甘辛い鰻を一緒にほおばれば、その味わいは、まさに“口福”のひと言に尽きる。京都、良いなあ。

この場面から映像で見る1:49
器にのった、出汁巻き卵で鰻を巻いたう巻き
27器にのった、出汁巻き卵で鰻を巻いたう巻き
「かねよ」のグラスに、瓶のノンアルコールビールを注ぐ
28「かねよ」のグラスに、瓶のノンアルコールビールを注ぐ
泡の立つグラスと、切り分けたう巻き
29泡の立つグラスと、切り分けたう巻き
障子のすき間からのぞく、炭火で鰻を焼く手元
30障子のすき間からのぞく、炭火で鰻を焼く手元
断面に鰻がのぞく、ふわふわのう巻き
31断面に鰻がのぞく、ふわふわのう巻き
う巻きを箸で取り分ける
32う巻きを箸で取り分ける
グラスの向こうに並ぶう巻き
33グラスの向こうに並ぶう巻き
大きな竹籠と提灯形の照明が下がる、店内の天井
34大きな竹籠と提灯形の照明が下がる、店内の天井
大きな玉子焼きの上に蓋をのせた丼
35大きな玉子焼きの上に蓋をのせた丼
蓋を取ると、丼いっぱいの玉子焼き
36蓋を取ると、丼いっぱいの玉子焼き
玉子焼きに箸を入れる
37玉子焼きに箸を入れる
ふわふわの玉子焼きの寄り
38ふわふわの玉子焼きの寄り
玉子焼きの下からのぞく鰻とご飯
39玉子焼きの下からのぞく鰻とご飯
ノンアルコールビールの瓶を横に、きんし丼を食べる
40ノンアルコールビールの瓶を横に、きんし丼を食べる
箸でほぐした玉子焼き
41箸でほぐした玉子焼き
2階の欄干に提灯が下がる、木造の店構え
422階の欄干に提灯が下がる、木造の店構え
グラスと瓶、きんし丼の並ぶ卓
43グラスと瓶、きんし丼の並ぶ卓
窓辺の卓で、きんし丼を食べる
44窓辺の卓で、きんし丼を食べる
「ヱビスビールあります」の札と、ビニールをかけた提灯
45「ヱビスビールあります」の札と、ビニールをかけた提灯

05TRAVEL JOURNAL

京都のお雑煮を、試しに

帰り道、自転車の置かれた細い路地を抜けた。お正月に欠かせない「お雑煮」は、同じ日本でも地域によって違いがあり、面白い。気になる「京都のお雑煮」を、試しに作ってみよう。

赤いにんじんを洗って輪切りにし、梅の形に抜いて、花びらに切れ目を入れる。里芋の皮をむいて鍋で煮て、京都の白みそを溶き入れた。本当は、里芋の親芋「頭芋」や雑煮大根を使いたかったけれど、旅先なので簡略に。

お餅は「焼かない丸餅」だ。湯でやわらかくした丸餅を赤い椀に入れ、にんじんと里芋を添えて白味噌仕立ての汁を注ぐと、白い汁に梅のにんじんが浮かんだ。三つ葉をのせていただくと、甘くてやさしい味がした。よし、これでお正月を迎える準備はバッチリだ。

この場面から映像で見る3:07
自転車の置かれた、町家の並ぶ細い路地
46自転車の置かれた、町家の並ぶ細い路地
赤いにんじんを流水で洗う
47赤いにんじんを流水で洗う
窓辺に飾った鏡もち
48窓辺に飾った鏡もち
まな板の上でにんじんを輪切りにする
49まな板の上でにんじんを輪切りにする
梅の形に抜いたにんじん
50梅の形に抜いたにんじん
梅の形のにんじんに、包丁で切れ目を入れる
51梅の形のにんじんに、包丁で切れ目を入れる
里芋の皮をむく
52里芋の皮をむく
「西京白みそ」の袋を手にする
53「西京白みそ」の袋を手にする
鍋にお玉で白みそを溶き入れる
54鍋にお玉で白みそを溶き入れる
湯の中でやわらかくなる丸餅
55湯の中でやわらかくなる丸餅
赤い椀に入れた丸餅
56赤い椀に入れた丸餅
丸餅の椀に、箸でにんじんを添える
57丸餅の椀に、箸でにんじんを添える
窓辺で、鍋から椀に汁を注ぐ
58窓辺で、鍋から椀に汁を注ぐ
白味噌の汁に浮かぶ、丸餅と梅のにんじん
59白味噌の汁に浮かぶ、丸餅と梅のにんじん
椀と箸を手に、窓辺に立つ後ろ姿
60椀と箸を手に、窓辺に立つ後ろ姿
三つ葉をのせた白味噌のお雑煮
61三つ葉をのせた白味噌のお雑煮
窓辺の卓に置いた箸置きと、人影
62窓辺の卓に置いた箸置きと、人影

06TRAVEL JOURNAL

祇園で、紅白のかまぼこ

さらなるお正月アイテムは、「おせち料理」。紅葉がまだ少し残る祇園へ、重箱の中を彩る紅白のかまぼこを買いに行った。

新橋通に面した「いづ萬」は、弘化元年(1844年)創業のかまぼこ屋さん。祇園で170年を超える老舗だ。「づ」の字の赤い提灯が下がる店先のガラスケースには、東山魚餅、チーズ松風、あんぺい、極上かまぼこ、御所小袖、祇園かまぼこが並んでいた。

かまぼこを手に、辰巳大明神の鳥居の前を通って、石畳の路地を歩いた。

この場面から映像で見る3:56
日に透ける、残りの紅葉
63日に透ける、残りの紅葉
格子の町家が並ぶ祇園の通り
64格子の町家が並ぶ祇園の通り
東山魚餅やあんぺい、極上かまぼこが並ぶガラスケース
65東山魚餅やあんぺい、極上かまぼこが並ぶガラスケース
「いづ萬」の看板が出た通りと、店先に立つ後ろ姿
66「いづ萬」の看板が出た通りと、店先に立つ後ろ姿
「づ」の赤い提灯と、のれんの下で品物を受け取る
67「づ」の赤い提灯と、のれんの下で品物を受け取る
祇園かまぼこや御所小袖が並ぶケース
68祇園かまぼこや御所小袖が並ぶケース
辰巳大明神の鳥居の前を歩く後ろ姿
69辰巳大明神の鳥居の前を歩く後ろ姿
朱の玉垣のそばに建つ町家
70朱の玉垣のそばに建つ町家
町家にはさまれた石畳の路地
71町家にはさまれた石畳の路地

07TRAVEL JOURNAL

下鴨神社の門前で、みたらし団子

京都の茶屋でぜひ食べたいのが、出来立てほやほやのみたらし団子。下鴨神社の門前にある、加茂みたらし茶屋へ向かった。のれんの横には、「京名物」の看板が掛かっている。

みたらし団子の発祥の地といわれているのが、京都で最も古い神社のひとつ「下鴨神社」。境内の御手洗池の底から湧き出る水の泡をかたどったのが、みたらし団子だといわれている。案内板によれば、糺の森の三本杉から湧き出る神水は、古くから人々の暮らしや田畑を潤してきた名水だという。朱塗りの楼門が、冬の日差しを受けて輝いていた。

団子は一串に五つ。焦げ目のついた団子に、甘じょっぱいたれがたっぷりかかっている。もちもちとした歯ごたえが、とても好みだ。その門前で100年以上愛されてきた、茶屋の味。

この場面から映像で見る4:22
「加茂みたらし茶屋」ののれんをくぐる後ろ姿
72「加茂みたらし茶屋」ののれんをくぐる後ろ姿
焦げ目のついたみたらし団子と、たっぷりのたれ
73焦げ目のついたみたらし団子と、たっぷりのたれ
たれのからんだ団子の串
74たれのからんだ団子の串
「京名物」の看板と、茶屋の掛け看板
75「京名物」の看板と、茶屋の掛け看板
下鴨神社の「御手洗―三本杉」の案内板
76下鴨神社の「御手洗―三本杉」の案内板
冬の日差しを受ける、下鴨神社の朱塗りの楼門
77冬の日差しを受ける、下鴨神社の朱塗りの楼門
皿のみたらし団子の串を手に取る
78皿のみたらし団子の串を手に取る
湯のみを横に、みたらし団子を食べる
79湯のみを横に、みたらし団子を食べる
ビニールの仕切りの向こうの売り場と、品書き
80ビニールの仕切りの向こうの売り場と、品書き
提灯と植え込みのある茶屋の店先
81提灯と植え込みのある茶屋の店先
たれにひたった団子の寄り
82たれにひたった団子の寄り

08TRAVEL JOURNAL

サウナの梅湯で、ととのう

そして京都の名物といえば、銭湯。鴨川を眺めてから、高瀬川の小さな橋を渡る。「サウナの梅湯」と大きく書かれた看板の、レトロな銭湯だ。

昔から水質の良い地下水が流れる、京都ならでは。明治から続く地域住民の憩いの場で、今年一年の疲れを癒やすのである。のれんをくぐると、招き猫と古い振り子時計。下足箱に靴を入れて、木札の鍵をかけた。

地下水を使っているという水風呂が、とても良かった。湯上がりに坪庭に面した休憩所でひと息つき、外へ出ると、夕焼けの空に京都タワーが影になっていた。夜の高瀬川に、看板のネオンが灯る。ととのった。

この場面から映像で見る4:54
午後の日差しを受ける鴨川と、川沿いの町並み
83午後の日差しを受ける鴨川と、川沿いの町並み
高瀬川の古い橋を渡る後ろ姿
84高瀬川の古い橋を渡る後ろ姿
「サウナの梅湯」の大きな看板
85「サウナの梅湯」の大きな看板
橋の向こうに建つ梅湯へ歩く後ろ姿
86橋の向こうに建つ梅湯へ歩く後ろ姿
「梅湯」ののれんと、風呂の種類が書かれた看板
87「梅湯」ののれんと、風呂の種類が書かれた看板
招き猫と古い振り子時計
88招き猫と古い振り子時計
下足箱の扉に木札の鍵を差す手元
89下足箱の扉に木札の鍵を差す手元
夕暮れの空に伸びる煙突と看板
90夕暮れの空に伸びる煙突と看板
坪庭に面した休憩所に座る後ろ姿
91坪庭に面した休憩所に座る後ろ姿
夕焼けの空と、影になった京都タワー
92夕焼けの空と、影になった京都タワー
夜の鴨川と、街の灯り
93夜の鴨川と、街の灯り
看板のネオンが灯る、夜の梅湯
94看板のネオンが灯る、夜の梅湯

09TRAVEL JOURNAL

はじめての、おせち作り

大事なお正月の準備、「おせち料理作り」。おせちを作るのは、はじめてだ。旅先なので、黒豆や田作りは市販のものにして、ほかも簡略にする。

まずは伊達巻。つぶしたはんぺんと卵を混ぜた生地をフライパンに流し、蓋をして焼く。柚子は半分に切って中身をくり抜き、器に。にんじんを細く切って、紅白なますを作った。

初日の出を連想させる「かまぼこ」は、赤い部分に「魔除け」、白い部分に「清浄」の意味が込められているという。板から外して切り分け、赤い皮に切れ目を入れて、くるりと輪にした。一つひとつのお料理に願いを込めて作る、なんとも縁起の良いごちそうだ。

この場面から映像で見る5:40
フライパンに流した伊達巻の生地
95フライパンに流した伊達巻の生地
ボウルから生地を流し入れる
96ボウルから生地を流し入れる
蓋をしたフライパンで焼く伊達巻
97蓋をしたフライパンで焼く伊達巻
まな板の上で柚子を切る
98まな板の上で柚子を切る
スプーンで柚子の中身をくり抜く
99スプーンで柚子の中身をくり抜く
くり抜いた柚子の中身
100くり抜いた柚子の中身
にんじんを細く切る
101にんじんを細く切る
「祇園かまぼこ」の包み
102「祇園かまぼこ」の包み
包丁でかまぼこを板から外す
103包丁でかまぼこを板から外す
包丁を手にした手元
104包丁を手にした手元
白いかまぼこの赤い皮に包丁を入れる
105白いかまぼこの赤い皮に包丁を入れる
赤い皮を薄くそぐ
106赤い皮を薄くそぐ
切り分けたかまぼこに切れ目を入れる
107切り分けたかまぼこに切れ目を入れる
赤い皮をくるりと輪にする
108赤い皮をくるりと輪にする
輪にした赤い皮を整える
109輪にした赤い皮を整える
黒い板の上の、紅白のかまぼこ
110黒い板の上の、紅白のかまぼこ
柚子の器に紅白なますを詰める
111柚子の器に紅白なますを詰める

10TRAVEL JOURNAL

伊達巻を巻いて、重箱に

焼き上がった伊達巻を、巻きすでしっかりと巻く。切ってみると、断面にはちゃんと渦巻きが現れて、非常にそれらしく仕上がった。

おせち料理は、お正月にお迎えする年神様へのお供え物であり、かまどの神様にお休みいただくという風習でもあるという。古来より受け継がれている、素敵な日本文化だ。

黒い重箱に、伊達巻とかまぼこ、柚子に詰めた紅白なます、黒豆を詰めていく。もう一段には、花の形のれんこんや梅のにんじん、絹さやを合わせたお煮しめ。

この場面から映像で見る6:19
焼き色の付いた伊達巻を、巻きすで巻きはじめる
112焼き色の付いた伊達巻を、巻きすで巻きはじめる
巻きすで巻いた伊達巻を押さえる
113巻きすで巻いた伊達巻を押さえる
巻きすの中で渦を巻く伊達巻
114巻きすの中で渦を巻く伊達巻
巻きすを押さえる手元
115巻きすを押さえる手元
巻き終えた伊達巻を切る
116巻き終えた伊達巻を切る
切り口に渦巻きが現れた伊達巻
117切り口に渦巻きが現れた伊達巻
切り分けた伊達巻と、紅白のかまぼこ
118切り分けた伊達巻と、紅白のかまぼこ
台所の卓で、重箱に料理を詰める
119台所の卓で、重箱に料理を詰める
重箱に伊達巻を詰める
120重箱に伊達巻を詰める
二段の重箱に、赤い匙で黒豆を盛る
121二段の重箱に、赤い匙で黒豆を盛る
つやつやの黒豆と、かまぼこ
122つやつやの黒豆と、かまぼこ
お煮しめの段と、柚子のなますの段
123お煮しめの段と、柚子のなますの段

11TRAVEL JOURNAL

大晦日、年越しそばを打つ

そして、大晦日のメインイベント。今年一年の不運や厄災を切り捨て、長寿・延命を願う、細長い「年越しそば」。今年は、自分で打ってみよう。まさか自分が蕎麦打ちに挑戦することになろうとは。

玄関の灯りがともる夜、台所で二八そばを打つ。そば粉と小麦粉を合わせて少しずつ水を加え、手でこねてひとつにまとめる。丸めた生地を手のひらで押して平らにし、麺棒で薄くのばした。

素人は失敗しやすいだろうと考えて、慎重に。薄くのばした生地をたたむときの折り目は、切れる原因のひとつになる。そこで、折り目で切れないよう、一枚ずつ切ってみた。手間はかかるが、時間ならたっぷりある。

この場面から映像で見る6:50
夜の玄関に灯る丸い照明
124夜の玄関に灯る丸い照明
ボウルに入れたそば粉
125ボウルに入れたそば粉
白い小麦粉
126白い小麦粉
そば粉と小麦粉を合わせた粉
127そば粉と小麦粉を合わせた粉
粉に水を少しずつ加える
128粉に水を少しずつ加える
台所のボウルで生地をこねる
129台所のボウルで生地をこねる
ボウルの生地に体重をかけてこねる
130ボウルの生地に体重をかけてこねる
ボウルの中で生地をまとめる
131ボウルの中で生地をまとめる
腰を入れて生地をこねる後ろ姿
132腰を入れて生地をこねる後ろ姿
ひとつにまとめた生地
133ひとつにまとめた生地
手のひらで生地を押しのばす
134手のひらで生地を押しのばす
生地を押して平らにする手元
135生地を押して平らにする手元
平たく広がった生地
136平たく広がった生地
麺棒で生地をのばす
137麺棒で生地をのばす
麺棒に巻いた生地を、両手で転がしてのばす
138麺棒に巻いた生地を、両手で転がしてのばす
薄くのばした生地にふれる手
139薄くのばした生地にふれる手
麺棒で生地をさらに薄くのばす
140麺棒で生地をさらに薄くのばす
一枚ずつ切りそろえた蕎麦
141一枚ずつ切りそろえた蕎麦
切った蕎麦を板に並べる
142切った蕎麦を板に並べる
打ち粉をまとった細い蕎麦
143打ち粉をまとった細い蕎麦
板の上に並んだ蕎麦の寄り
144板の上に並んだ蕎麦の寄り

12TRAVEL JOURNAL

はいよ、せいろ一枚

たっぷりの湯を沸かして、蕎麦を入れる。へいお待ち。大きな鍋の中で、蕎麦が湯に泳ぐように茹で上がっていく。

水で洗って、竹のざるに盛る。はいよ、せいろ一枚。缶のつゆを猪口に注いで、打ち立ての蕎麦をつけてすすった。

結果は、まあまあの仕上がり。歯ごたえも良く、自分で打った愛着もあって、美味しい蕎麦だった。うむ、蕎麦は打ち立てに限る。

この場面から映像で見る7:39
沸き立つ鍋の湯
145沸き立つ鍋の湯
沸いた湯に蕎麦を入れる
146沸いた湯に蕎麦を入れる
湯の中に広がる蕎麦
147湯の中に広がる蕎麦
大きな鍋で蕎麦を茹でる
148大きな鍋で蕎麦を茹でる
湯の中で泳ぐ蕎麦
149湯の中で泳ぐ蕎麦
ざるにあげた茹でたての蕎麦
150ざるにあげた茹でたての蕎麦
茹でた蕎麦を竹のざるに盛る
151茹でた蕎麦を竹のざるに盛る
竹のざるに盛った蕎麦
152竹のざるに盛った蕎麦
卓にせいろを置く
153卓にせいろを置く
缶のつゆを猪口に注ぐ
154缶のつゆを猪口に注ぐ
ざるの蕎麦を箸で取る
155ざるの蕎麦を箸で取る
蕎麦を猪口のつゆにつける
156蕎麦を猪口のつゆにつける
つゆの入った猪口を手に
157つゆの入った猪口を手に
箸で持ち上げた打ち立ての蕎麦
158箸で持ち上げた打ち立ての蕎麦

13TRAVEL JOURNAL

おせちと、良いお年を

ふぐの絵の徳利を湯せんにかけて燗をつけ、桜柄の手ぬぐいでくるんで取り出す。銀色の器から、ふぐ柄のぐい呑みに注いだ。

金の梅を描いた重箱の蓋を開けると、柚子に詰めた紅白なます、伊達巻、紅白のかまぼこ、黒豆、田作り。もう一段には、お煮しめ。小皿に取り分けて、少しずついただいた。年齢を重ねて気づく、おせち料理の美味しさにしみじみする。

今年も一年、楽しく過ごせたことに感謝。夜の通りは静かで、町家の軒先に灯りがともっていた。来年は、どんな暮らしに出会えるかな。

この場面から映像で見る8:33
湯を張った鍋で温める、ふぐの絵の徳利
159湯を張った鍋で温める、ふぐの絵の徳利
桜柄の手ぬぐいで、徳利を鍋から取り出す
160桜柄の手ぬぐいで、徳利を鍋から取り出す
銀色の器から、ふぐ柄のぐい呑みに注ぐ
161銀色の器から、ふぐ柄のぐい呑みに注ぐ
卓に並んだ湯のみとぐい呑み、徳利
162卓に並んだ湯のみとぐい呑み、徳利
金の梅を描いた重箱の蓋を開ける
163金の梅を描いた重箱の蓋を開ける
柚子のなますや伊達巻、かまぼこを詰めた重箱
164柚子のなますや伊達巻、かまぼこを詰めた重箱
花れんこんや梅のにんじんを詰めた、お煮しめの段
165花れんこんや梅のにんじんを詰めた、お煮しめの段
重箱から小皿に取り分ける
166重箱から小皿に取り分ける
箸を伸ばす、おせちの重箱
167箸を伸ばす、おせちの重箱
夜の静かな通りと、軒先の灯り
168夜の静かな通りと、軒先の灯り

14TRAVEL JOURNAL

旅で出会った、日本の四季

旅を始めて、知ることができた。さまざまな町にある、暮らしの美しさ。これまでの旅で出会った日本の四季を、振り返る。

島々を見下ろす丘の桜、夕日を映す水鏡、海に面した小さな駅のベンチ、渓谷を映すトンネル。濃い桃色の桜と水仙、空へ伸びる竹林、朱の灯籠が並ぶ石段。秋は紅葉とイチョウ、冬は雪の海辺と、雪原にぽつんと立つ木立。

2024年も、未だ観ぬ暮らしと景色に会いに行くのが楽しみだ。旅先で出会った方々、そして、この旅の様子を一緒に観てくださった方々。皆さま、良いお年をお迎えください。

この場面から映像で見る9:11
島の浮かぶ海を見下ろす桜並木を歩く後ろ姿
169島の浮かぶ海を見下ろす桜並木を歩く後ろ姿
夕日を映す水鏡に立つ人影
170夕日を映す水鏡に立つ人影
海に面した駅のベンチに座る後ろ姿
171海に面した駅のベンチに座る後ろ姿
渓谷を映すトンネルの水鏡に立つ人影
172渓谷を映すトンネルの水鏡に立つ人影
桜の枝の向こうに見上げる、高い電波塔
173桜の枝の向こうに見上げる、高い電波塔
桜を背に、苺の飲み物をスマートフォンで撮る
174桜を背に、苺の飲み物をスマートフォンで撮る
濃い桃色の桜の寄り
175濃い桃色の桜の寄り
石垣のそばに咲く桃色の花と水仙
176石垣のそばに咲く桃色の花と水仙
空に向かって伸びる竹林
177空に向かって伸びる竹林
朱の灯籠が並ぶ石段を上る後ろ姿
178朱の灯籠が並ぶ石段を上る後ろ姿
湧き水におみくじを浸す手
179湧き水におみくじを浸す手
水に浮かべると文字が現れる、水占みくじ
180水に浮かべると文字が現れる、水占みくじ
紅葉が映り込む、座敷の黒い卓
181紅葉が映り込む、座敷の黒い卓
黄葉したイチョウの林を歩く後ろ姿
182黄葉したイチョウの林を歩く後ろ姿
山並みに沈む夕日と人影
183山並みに沈む夕日と人影
紅葉の山を背にした宿場町を歩く後ろ姿
184紅葉の山を背にした宿場町を歩く後ろ姿
ビルが並ぶ繁華街の横断歩道を渡る後ろ姿
185ビルが並ぶ繁華街の横断歩道を渡る後ろ姿
塔の見える賑やかな商店街を歩く後ろ姿
186塔の見える賑やかな商店街を歩く後ろ姿
雪の積もる海辺と、鳥居ののった岩
187雪の積もる海辺と、鳥居ののった岩
雪原にぽつんと立つ木立と人影
188雪原にぽつんと立つ木立と人影
桜の咲く石段を上る後ろ姿
189桜の咲く石段を上る後ろ姿
桜の木の下から、島々の浮かぶ海を眺める後ろ姿
190桜の木の下から、島々の浮かぶ海を眺める後ろ姿

THE JOURNEY IN FILM

風の音も、台所の音も。

写真の向こうに流れていた時間を、映像でも。

映像で見る10分

THE BORROWER’S NOTES

借り暮らしの京都メモ。

立ち寄った店、台所で作ったもの、この土地のこと。旅のつづきに、覚えておきたいことを。

01立ち寄った店

  • 京極かねよ

    京極かねよ

    京都府京都市中京区六角通新京極東入ル松ヶ枝町456

    明治の創業と伝わる鰻料理の店(大正時代の創業とする掲載もある)。創業当時の面影が残る木造の建物で、看板の「きんし丼」は、鰻丼の上に京風の大きなだし巻き玉子をのせたもの。玉子焼きは、冬場に鰻丼を冷めにくくするために考えられたともいわれる。今回は、う巻きとノンアルコールビールも頼んだ。

    出典: restaurant.ikyu.com mapple.net intojapanwaraku.com

  • いづ萬

    いづ萬

    京都府京都市東山区林下町432

    弘化元年(1844年)創業の、京都で最も古いといわれるかまぼこ屋。初代は出雲の出身で、日本海や瀬戸内海から鮮魚を取り寄せて、内陸の京都でかまぼこ作りを始めたという。新橋通に面した店頭にはかまぼこやあげ天が並び、三代目が考えた「東山魚餅」も名物。今回は、おせちのために紅白の「祇園かまぼこ」を買った。

    出典: keihan.co.jp keihan.co.jp

  • 加茂みたらし茶屋

    加茂みたらし茶屋

    京都府京都市左京区下鴨松ノ木町53

    下鴨本通をはさんで下鴨神社の向かいにある、大正11年(1922年)創業の茶屋。一串に団子が五つ、最初のひとつだけ間をあけてあるのは、五つの団子が人の五体を表し、厄除けの意味があるからとされる。注文を受けてから団子を炙って焦げ目をつけ、黒砂糖をもとにした甘じょっぱいタレをかける。

    出典: intojapanwaraku.com mapple.net

  • サウナの梅湯

    サウナの梅湯

    京都府京都市下京区岩滝町175

    高瀬川沿いにある、明治時代創業の銭湯。廃業すると聞いた、ここでアルバイトをしていた人が継ぎ、2015年からゆとなみ社の銭湯の1号店になった。男湯・女湯ともに深風呂、浅風呂(ジェット風呂)、水風呂、電気風呂、薬湯、ドライサウナがあり、夜は高瀬川沿いにネオンの看板が灯る。地下水を使っているという水風呂が、とても良かった。

    出典: rurubu.jp news.allabout.co.jp pref.kyoto.jp

02作った料理

  • 京都のお雑煮(白味噌雑煮)

    京都のお雑煮(白味噌雑煮)

    京都を中心とした近畿地方の雑煮は、昆布だしと白みそが基本で、丸餅に里芋、にんじん、大根を合わせる。白みそは京都で生まれ、平安時代から食べられてきたとされる調味料で、白味噌の雑煮は「京雑煮」とも呼ばれる。餅は、白味噌の風味を邪魔しないよう、焼かずにゆでたものが一般的。本来は里芋の親芋「頭芋」や雑煮大根を使いたかったが、旅先なので簡略にした。

    材料丸餅・白みそ・赤いにんじん・里芋・三つ葉

    1. にんじんを輪切りにし、梅の形に抜いて切れ目を入れる
    2. 里芋の皮をむき、にんじんと一緒に鍋で煮る
    3. 鍋に白みそを溶き入れる
    4. 丸餅を焼かずに湯でやわらかくし、椀に入れる
    5. にんじんと里芋を添えて汁を注ぎ、三つ葉をのせる

    出典: maff.go.jp maff.go.jp tabi-mag.jp

  • おせち料理(伊達巻・紅白なます・飾りかまぼこ)

    おせち料理(伊達巻・紅白なます・飾りかまぼこ)

    おせちの料理には、それぞれ願いが込められている。伊達巻は着物の柄に似ていたことから着るものに困らないように、黒豆はまめまめしく働けるように。田作りは、材料のカタクチイワシを田畑の肥料に使ったことから豊作を願い、お煮しめは「ん」のつく材料で運がつくよう、めでたい材料を取り合わせるのだとか。今回は、つぶしたはんぺんで伊達巻を作る裏技を試し、かまぼこは祇園のいづ萬の紅白を使った。

    材料はんぺん・卵・にんじん・大根・柚子・紅白のかまぼこ・お煮しめ(れんこん・にんじん・椎茸・絹さや)・黒豆・田作り(市販のもの)

    1. つぶしたはんぺんと卵を混ぜ、フライパンに流して蓋をして焼く
    2. 焼けた生地を巻きすでしっかり巻き、切り分ける
    3. 柚子を半分に切って中身をくり抜き、器にする
    4. にんじんと大根を細く切ってなますにし、柚子の器に詰める
    5. かまぼこを板から外して切り、赤い皮に切れ目を入れて輪にする
    6. 重箱に、伊達巻、かまぼこ、なます、黒豆、田作り、お煮しめを詰める

    出典: maff.go.jp

  • 年越しそば(二八そば)

    年越しそば(二八そば)

    大晦日に年越しそばを食べる習慣は、江戸時代から庶民の間に広まったと伝わる。細く長いそばの形から新しい年の延命長寿や家運の伸長を願ったり、そばが切れやすいことから一年の苦労や災厄をこの日に断ち切ったりと、由来はさまざま。もとは大晦日の夜の祝い膳の一品だったともいう。今回は、そば粉に小麦粉を合わせた二八そばを、京町家の台所で打った。

    材料そば粉・小麦粉(つなぎ)・水・打ち粉・そばつゆ(缶)

    1. そば粉と小麦粉を合わせ、少しずつ水を加えて手でこねる
    2. 生地をひとつにまとめ、手のひらで押して平らにする
    3. 麺棒で薄くのばす
    4. 折り目で切れないよう、一枚ずつ切る
    5. たっぷりの湯で茹で、水で洗ってざるに盛る
    6. 猪口のつゆにつけていただく

    出典: maff.go.jp maff.go.jp

03土地のこと

  • 下鴨神社(賀茂御祖神社)

    下鴨神社(賀茂御祖神社)

    正式な名前は賀茂御祖神社。正確な創祀は分からないが、崇神天皇7年(紀元前90年)に神社の瑞垣を修造したという記録があり、1994年に世界文化遺産に登録された。境内の御手洗池は、7月の土用になると池の周りや川底から清水が湧き出すことから「鴨の七不思議」のひとつに数えられ、池の底から湧き出る水の泡をかたどったのが「みたらし団子」だといわれる。御手洗の案内板によると、応保元年(1161年)の第6回式年遷宮の記録『治承遷宮記』に、日照りのときに御手洗の御井で雨を祈ったとある。

    出典: shimogamo-jinja.or.jp shimogamo-jinja.or.jp youtube.com

  • 高瀬川

    高瀬川

    鴨川に沿って流れる運河。方広寺大仏殿の再建で資材を運ぶため、豪商の角倉了以・素庵の親子が開き、慶長16〜19年(1611〜1614年)に完成した。京都の街から伏見へと流れ、二条から四条の間には舟の荷を扱う船入が9か所つくられた。鉄道の開通などを背景に、1920年(大正9年)に水運の役目を終えた。サウナの梅湯は、この高瀬川のほとりに建つ。

    出典: keihan.co.jp tabi-mag.jp

  • 鏡もち

    鏡もち

    鏡もちは、新年の神様「年神様」をお迎えしたときのお供え物で、飾りの一つひとつに意味がある。鏡もちを供える風習は、室町時代に始まったといわれる。1月11日は「鏡開き」の日。

    出典: maff.go.jp

  • 大正時代の京町家の宿

    大正時代の京町家の宿

    今回お借りしたのは、大正時代に建てられた京町家を改修した宿。白壁に木の窓枠の外観、土間から続く畳の間、色ガラスの入った高窓、青いタイルを張った台所がある。

ほかの旅のメモも見る

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01師走の京都、ある朝

02大正の京町家で年越しを

03新年を迎える準備

04京極かねよの、きんし丼

05京都のお雑煮を、試しに

06祇園で、紅白のかまぼこ

07下鴨神社の門前で、みたらし団子

08サウナの梅湯で、ととのう

09はじめての、おせち作り

10伊達巻を巻いて、重箱に

11大晦日、年越しそばを打つ

12はいよ、せいろ一枚

13おせちと、良いお年を

14旅で出会った、日本の四季