
鏡もちは、新年の神様「年神様」をお迎えしたときのお供え物で、飾りの一つひとつに意味がある。鏡もちを供える風習は、室町時代に始まったといわれる。1月11日は「鏡開き」の日。
出典: maff.go.jp
この旅の、この場面
新年を迎える準備
新年を迎える準備も忘れずに。窓辺に、扇と橙色の実をあしらった小さな鏡もちを飾った。鏡もちは、新年の神様「年神様」をお迎えするためのお供え物だ。
卓には、曲げわっぱの器に青い紙で包んだ菓子と、「花斗六」と書かれた札。札によると、大粒の白花豆の味を生かした菓子で、しっとりとした甘みが楽しめるという。染付の土瓶でお茶を淹れて、ひと休みした。
大正時代にこの家で暮らしていた人は、どのような師走を過ごしたのだろう。板塀にはさまれた細い路地に、冬の日が差し込んでいた。
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