写真とことばで、旅をする。

町の歴史を、少し調べてみる

京都府 京都市

鏡もち

京町家で打つ、一年のしめくくりの旅

扇と橙色の実をのせた鏡もち
扇と橙色の実をのせた鏡もち

鏡もちは、新年の神様「年神様」をお迎えしたときのお供え物で、飾りの一つひとつに意味がある。鏡もちを供える風習は、室町時代に始まったといわれる。1月11日は「鏡開き」の日。

出典: maff.go.jp

この旅の、この場面

新年を迎える準備

新年を迎える準備も忘れずに。窓辺に、扇と橙色の実をあしらった小さな鏡もちを飾った。鏡もちは、新年の神様「年神様」をお迎えするためのお供え物だ。

卓には、曲げわっぱの器に青い紙で包んだ菓子と、「花斗六」と書かれた札。札によると、大粒の白花豆の味を生かした菓子で、しっとりとした甘みが楽しめるという。染付の土瓶でお茶を淹れて、ひと休みした。

大正時代にこの家で暮らしていた人は、どのような師走を過ごしたのだろう。板塀にはさまれた細い路地に、冬の日が差し込んでいた。

この場面から映像で見る1:15

この場面を、旅の記事で読む

窓辺に鏡もちを飾る手元
窓辺に鏡もちを飾る手元
鏡もちの台の飾りを整える手元
鏡もちの台の飾りを整える手元
器の菓子に手を伸ばす
器の菓子に手を伸ばす
曲げわっぱの器の、青い紙で包んだ菓子と札
曲げわっぱの器の、青い紙で包んだ菓子と札
染付の土瓶で湯のみにお茶を注ぐ
染付の土瓶で湯のみにお茶を注ぐ
「花斗六」の札の奥で、湯のみを手にする
「花斗六」の札の奥で、湯のみを手にする
青い紙の包みと「花斗六」の札
青い紙の包みと「花斗六」の札
板塀にはさまれた細い路地
板塀にはさまれた細い路地