
日本三名瀑のひとつ。落ち口の幅13メートル、滝壺の深さ10メートル、落差133メートルを一気に落ちる。熊野那智大社の別宮・飛瀧神社のご神体で、神武天皇がこの滝を神として祀ったことに始まると伝わる。拝所の手前には「延命長寿の水」が湧き、神盃で受けて飲むことができる。1972年に国の名勝「那智大滝」に指定され、2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録された。
この旅の、この場面
日本三名瀑、那智の滝
まず向かったのは、日本三名瀑のひとつ、那智の滝。朱塗りの三重塔の向こうに、白い水の帯が一直線に落ちている。
「世界遺産 那智御瀧」の石碑を過ぎ、杉木立の参道を下る。注連縄を張った岩場の上から、落差133メートルの滝が落ちてくる。飛瀧神社のご神体として崇められてきた滝で、その歴史は紀元前まで遡ると伝わる。滝の飛沫に触れると、延命長寿の霊験があるという伝説もある。
授与所の火鉢では薪が燃え、絵馬には三本足の八咫烏。初代の天皇を導いたと伝わる神の使いだ。杉並木の石段を上り、苔むした大木の根元を眺める。日本の歴史に触れることができる場所だった。
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