
JR予讃線(愛ある伊予灘線)の無人駅で、駅番号はS09。1935年(昭和10年)6月9日に開業し、木造の駅舎は開業当時のもの。1981年(昭和56年)に海側を埋め立てて国道378号が通るまでは、ホームのすぐ下に波が打ち寄せる「日本一海に近い駅」だった。青春18きっぷのポスターに3度使われ、映画『男はつらいよ 寅次郎と殿様』(1977年)のロケ地にもなった。駅の駐車場は送迎用で、観光での利用は遠慮を求められている。
愛媛県伊予市双海町大久保
この旅の、この場面
海が見える駅
「海が見える駅」として知られる下灘駅へ。待合室の壁には夕日やホームを写した写真がびっしりと貼られ、時刻表の窓の向こうにも海が光っていた。
ホームに出ると、海と空の青色が視界いっぱいに広がる。屋根とベンチだけのプラットホームに、地元の方が育てた花々が綺麗に咲いていた。
1935年に開業したこの駅は、1981年に海側を埋め立てて国道378号が通るまで「日本一海に近い駅」と呼ばれていた。当時はこのホームの真下まで海だったらしい。ベンチに腰かけて海を眺めていると、花柄に彩られた一両の列車が、ゆっくりとホームに入ってきた。
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