
丹波地域で古くから栽培されてきた大粒の黒大豆。幕府や宮中への献上品となり、年貢を黒豆で納めた記録も残る。百粒の重さが、一般の大豆の約30グラムに対して80〜90グラムと大粒で、煮ても皮が破れにくく、よく膨らむ。莢の若い10月に収穫する枝豆も人気がある。兵庫県は日本一の産地で、令和4年度の作付面積は約1,400ヘクタール。今回は囲炉裏の肴に、黒豆の枝豆が出た。
この旅の、この場面
夏の囲炉裏も、悪くない
夏の囲炉裏も、悪くないな。扇風機を回しながら、缶からグラスにノンアルコールのビールを注ぐ。火のそばで飲むビールは、格別に美味しい。
宿主の手料理も絶品だ。囲炉裏で焼いた鮎に椎茸、そして丹波の黒豆の枝豆も嬉しい。
木の蓋を取ると、ぼたん鍋が煮えていた。味噌の色のつゆに、肉と野菜、椎茸、豆腐、にんじん。猪肉はこってりしているのにくどくなく、甘い味噌の味付けとよく合う。夏の夜に汗をかきながら、美味しい鍋料理を堪能する。
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