
本部半島の北西の端、備瀬の集落には、防風林として家を囲むように植えられたフクギが連なり、沖縄本島で最大規模の並木道をつくっている。集落のほとんどの道にフクギの並木が続き、備瀬崎までおよそ1キロ。並木の先には海が開け、沖に伊江島が見える。海洋博公園のすぐ近くにありながら、集落全体が静かな雰囲気に包まれている。
沖縄県国頭郡本部町備瀬
この旅の、この場面
フクギ並木とエメラルドグリーンに誘われて
縁側に腰かけて、ブーツを履く。本州では冬真っ只中の、1月下旬。そんな時期の桜まつりが、ずっと気になっていた。
家を出ると、フクギ並木の先に海が光っている。並木の途中では、猫が日向ぼっこをしていた。木々のトンネルを抜けると、エメラルドグリーンの浅瀬と白い砂浜が広がる。
近くのビーチに寄り道。青く塗られた売店にはかき氷やコーヒーの品書きが掛かり、壁にはジンベエザメの絵。桟橋に出て、冷たい飲み物を手に海を眺めた。沖には、城山をいただく伊江島が浮かんでいる。フクギの道を戻って、桜まつりへ向かう。
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