
祇園の北、新橋通に沿った祇園元吉町一帯は、昭和51年(1976年)9月4日に茶屋町として国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた(面積1.4ヘクタール)。現存する建物の多くは元治2年(1865年)の大火の直後に建てられたもので、切妻造り・瓦葺きの2階建て、1階は紅殻格子、2階は座敷で、正面に縁を張り出してすだれが下がる。白川沿いの石畳と石垣、巽橋、芸舞妓が信仰する辰巳大明神が一帯の見どころ。
この旅の、この場面
雨あがりの散策
雨もあがったし、京都の街を散策しよう。すだれ越しに見る坪庭は、雨に濡れて色が深い。
白川沿いの石畳を歩く。石垣の上に紅殻格子の町家が軒を連ね、葉を落とした桜が川へ枝を伸ばしている。木造の家並みにはさまれた細い路地を抜け、薄暗い通路の先の光へと歩いた。
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