
花蓮の四大紅茶のひとつに数えられる、30年以上続くとされる老舗。路地に面したレトロな店で、紅茶と朝ごはん、台湾式マカロンを出す。マカロンは細長い形で、ダックワーズのようにふわふわしていた。
台湾 花蓮縣花蓮市南京街185號
この旅の、この場面
老舗の紅茶店で、朝のお茶を
朝、宿の門の前に出ると、白い看板が木陰に立っていた。洗い場には洗剤のボトルとたわし。細い路地では、洗濯物が風に揺れている。部屋の壁の棚には、花蓮の道を写した絵はがきが並んでいた。
今朝は、趣のある老舗の店でお茶にしよう。向かったのは、赤レンガの建物の角にある、花蓮の四大紅茶のひとつに数えられる「黎明紅茶」。店先では白い猫がヘルメットの横でくつろいでいる。路地に面して開け放たれた、素朴で家庭的なお店だ。
鉄板の上では、卵料理ときつね色の丸い焼き物が焼かれていく。ガラスのケースに並ぶ台湾式のマカロンは細長い形で、ダックワーズのようにふわふわしていた。杏仁ミルクの入った甘い紅茶を飲みながら、まわりに漂う穏やかな空気に身をまかせる。レトロで暖かい雰囲気に、こころが和む。
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