
馬告は、台湾原生の山胡椒(やまこしょう)を指す泰雅(タイヤル)族の言葉。低い山の広葉樹林に育ち、主な産地は烏來、南投、花蓮。塩が手に入りにくかった昔、泰雅族はその種を調味料にして、香りづけや臭み消しに使ってきた。今も多くは野生のものを採っている。馬告雞湯(スープ)や馬告香腸(ソーセージ)などの料理に使われる。
出典: foodnext.net
この旅の、この場面
夜市の原住民料理
台湾の楽しみといえば、なんといっても夜市。花蓮には、400以上の店が軒を連ねる大型の夜市、東大門夜市がある。「原住民一條街」のゲートをくぐると、台湾原住民料理の屋台が並んでいた。
屋台の炭火で焼かれていたのは、幻の香辛料「馬告(マーガオ)」を使ったソーセージ。台湾原住民の住む山奥に自生するという馬告は、レモングラスのような爽やかな香りがする。もうひとつは、竹筒の中にお米を入れて炊く「竹筒飯」。竹を割ると、もちもちのおこわが現れた。
おこわに移った竹の香りと、爽やかな馬告の香りが、暑い夜を盛り上げる。日常にお祭り気分がある、台湾の夜。
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