
小麦粉を水で溶いたゆるい生地を、キャベツなどの具と一緒に鉄板で焼く東京下町の名物。月島西仲通り商店街の近くの駄菓子屋で売られていた「文字焼き」がルーツとされ、焼きながら鉄板に文字や絵を描いて遊んだことから名がついたという。戦後、小麦粉と出汁があれば作れることから広まり、キャベツや中華麺でかさを増すようになった。1980年代には餅や明太子、チーズを使ったものが登場して、食事として定着した。
出典: mec-h.com ddnavi.com
この旅の、この場面
下町名物、もんじゃ焼き
東京下町といえば「もんじゃ焼き」。もんじゃ焼きのルーツは子供の駄菓子。だから美味しいだけではなく、楽しいのだと思う。
鉄板に山盛りの刻みキャベツと薄切り肉をのせ、ヘラで細かく刻みながら炒める。具で丸い土手を作り、真ん中に生地を流し入れる。グツグツと言ってきたら頃合い。えいや、と一気にかき混ぜる。
ソースの焦げる香りが食欲を掻き立てる。全体に混ざったら、薄く手早く伸ばし、チーズとベビースターラーメン、そして青のりをのせたら、ビールにピッタリのもんじゃ焼きの完成だ。
小さなヘラで端の方からすくって、手前に引き寄せながら鉄板に押し付け、少し焦げ目を付けて香ばしくいただく。壁には「なすバター」「玉ねぎバター」と手書きの品書きが並び、卓上にはソースと醤油の瓶が置いてあった。
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