
「カツオと言えば、本部。本部と言えば、カツオ」と言われる町。明治期に始まったカツオ一本釣り漁業と、1905年に地元の有志の組合が始めた鰹節製造で知られ、カツオ漁業は沖縄本島で唯一、鰹節の製造工場も本島で唯一とされる。カツオは町の魚にもなっている。かつて鰹節の産地として栄えた渡久地港は、今も漁業の拠点で、水揚げされたカツオの多くは鮮魚と鰹節に使われる。町営市場のアーケードには、カツオの形をしたベンチが置かれている。
この旅の、この場面
カツオの町の市場で
夕方、町の中心にある市場へ。アーケードの窓から、通りの向かいの鮮魚店が見える。入口には「もとぶ町営市場」の看板。シャッターの下りた店が多い商店街を、たしかこの辺りにあるはずと歩く。
あった。「新鮮 カツオベンチ」。沖縄本島で唯一、カツオ漁が行われている本部町。鮮度抜群のカツオが水揚げされる町のシンボルは、カツオの形をしたベンチだった。
市場の向かいの鮮魚店をのぞく。ショーケースには、まぐろとかつおの柵が値札と並んでいる。今夜の刺身を包んでもらった。ありがとうございます。
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