
野沢温泉村には13の外湯(共同浴場)があり、「湯仲間」という制度で村人が維持・管理している。天然温泉100%かけ流しで、入浴料の代わりに湯仲間への協力金として寸志を納める。温泉街の中心にある「大湯」は村のシンボルで、江戸時代の湯屋建築の姿を伝える(現在の建物は平成6年に再建されたという資料もある)。泉質は単純硫黄泉で、湯船はあつ湯とぬる湯に分かれている。
この旅の、この場面
湯屋建築の外湯
日が落ちて、また温泉街へ。湯気の上がる木ぶたの前を通って向かったのは、村のシンボル「大湯」。唐破風の屋根を持つ湯屋建築で、野沢温泉村には、こうした外湯(共同浴場)が13か所点在している。
入口には「男湯」の札と賽銭箱。外湯は野沢組が源泉を供給し、地域の「湯仲間」が資金を出して管理運営している、と札に書かれていた。「源泉かけ流しの湯」の木札を見上げて、のれんをくぐる。夜の通りには、旅館や土産物店の明かりが灯っていた。
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