
鴨肉やすだれ麩、季節の野菜を煮る石川県の煮物で、少なくとも江戸時代から食べられていた武家料理とされる。肉に小麦粉をまぶして煮ることで旨味を閉じ込め、汁にとろみをつける。薬味のわさびを天盛りにする。名前は、加賀藩に仕えた岡部治部右衛門にちなむ説や、「じぶじぶ」と煮る音から来た説などがある。家庭では鴨の代わりに鶏肉を使うことも多く、今回も鶏肉で作った。
材料
- 鶏肉
- 小麦粉
- すだれ麩
- しいたけ
- にんじん
- ねぎ
- 青菜
- わさび
つくり方
- しいたけに飾り包丁を入れ、ねぎとにんじんを切る
- 鶏肉に小麦粉をまぶす
- 野菜を煮た鍋に鶏肉を入れる
- すだれ麩を加えて煮る
- 青菜を添えて盛り、わさびをのせる
出典: maff.go.jp
この旅の、この場面
ジブジブと、治部煮
今夜は、金沢の郷土料理に挑戦。奥の台所で、ねぎとにんじん、しいたけを切りそろえる。しいたけには、星の形の飾り包丁を入れた。
鶏肉には小麦粉をまぶす。こうすることで旨味が閉じ込められ、汁にはとろみがつく。タイル張りの流しの横のガス台で、野菜の煮える鍋に鶏肉を入れた。
加賀の特産品「すだれ麩」も忘れずに。すだれのような筋の入った麩を鍋に加え、ジブジブと煮たら、治部煮の完成。青菜を添えて、囲炉裏のある部屋へ運んだ。
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