
静岡県は茶の栽培面積が全国1位で、2025年は11,600ヘクタール、全国の34.7%を占める。荒茶の産出額も1位(2024年、99億円・31.5%)。浜松市天竜区では、天竜川や阿多古川の流域で「天竜茶」がつくられ、明治年間から茶業が盛んだった。朝霧のかかる山間の茶園で育つお茶は、香りが高いという。今回いただいたお茶の産地までは分からない。
この旅の、この場面
お茶と、特製の干し柿
家に戻って、窓辺のテーブルでおやつにする。静岡のお茶と、特製の干し柿。湯呑みの横の皿に、飴色の干し柿がひとつ。とても綺麗な色だ。
指で割ると、中はとろりとした飴色。とろっとした食感と豊かな風味、優しい甘さ。干すことで保存が効き、こんなにも美味しくなる。果物と菓子の中間点、いわばお菓子の原型だろうか。
障子の向こうに、午後の山並み。窓辺の席で、しばらく景色を眺めていた。外では柴犬が、道の真ん中に座ってこちらを見ている。
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