
この家では、タイル張りのかまどが今も現役で使われている。普段は炊飯器がしてくれることを、薪とマッチで自分で行う。火加減は薪の量で決まり、煙突から白い煙が集落の空に流れていく。かまどで炊いたご飯はふっくらとして、お弁当に詰めて山の上で食べた。
材料
- 米
- 水
- 薪
つくり方
- 釜に米と水を入れて研ぎ、研ぎ汁を流して何度か繰り返す
- 水を張った羽釜に木の蓋をのせ、かまどに据える
- 焚き口に細い薪を組み、マッチで火をつける
- 火加減は薪の量で調節し、蓋のすき間から湯気が噴いてくるまで炊く
- 炊き上がったら、しゃもじでほぐす
この旅の、この場面
かまどに火を入れる
まずは、かまどでご飯を炊いてみる。釜に米を入れ、水を注いで研ぐ。白く濁った研ぎ汁を流して、何度か繰り返す。うまく炊けるかな。
水を張った羽釜に木の蓋をのせ、タイル張りのかまどに据える。焚き口に細い薪を組み、マッチを擦る。マッチの炎は柔らかくて好きだ。薪に火が移り、焚き口いっぱいに炎が立ちのぼった。屋根の煙突から、白い煙が集落の空へ流れていく。着火に成功しました。
火加減は薪の量で調節する。蓋のすき間から湯気が噴き出し、釜のまわりが白く曇る。普段は機械が行ってくれていることを自分で行うと、色々と感慨深い。炊けるのを待つ間、家の前の細い路地に出てみた。
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