
文政3年(1820年)、加賀藩の許しを得て、浅野川の東側に開かれた茶屋街。一階に出格子を設け、二階を座敷にした江戸後期から明治初期の茶屋建築が、石畳の通りに沿って連なる。2001年11月14日、金沢市で最初の国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれた。茶屋「志摩」は国の重要文化財で、懐華樓やお茶屋美術館など、中を見学できる茶屋もある。
出典: tabi-mag.jp
この旅の、この場面
茶屋街の窓辺で
冬晴れの金沢、ひがし茶屋街から旅が始まった。二階の窓辺の席に腰を下ろすと、黒い皿に三つの和菓子が運ばれてきた。黒文字でそっと切り分けて、お茶をひと口。
格子の向こうに、紅殻色の茶屋が並ぶ石畳の通りが見下ろせる。屋根にはまだ雪が残り、通りの奥には山の緑がのぞいていた。店を出て、石畳をゆっくり歩く。金沢で、暮らすように旅をしてみたい。
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